2018-01-01から1年間の記事一覧

戯曲『あゆみ』と出会ったけやき坂46の20人は、誰でもない誰かに為らなければならない(のか)

人生とは___の連続である けやき坂46による舞台『あゆみ』観て来ました チームカスタネット、チームハーモニカとそれぞれ チームカスタネット チームハーモニカ このチームがどうとか、誰の演技がどうとか、そんな話は今回もしないです 赤澤ムック氏によ…

乃木坂46『シンクロニシティ』のMVはなぜ”フィルム”で撮られたのか

アイドルの今を永久に保存するためには 今回は池田一真監督の乃木坂46『シンクロニシティ』のMVの話 乃木坂46 『シンクロニシティ』 誰々の表情がいいとか、このカットがどうとかいう話ではないです いや、そういう話が無いわけではないけども よりディープ…

舞台『星の王女さま』は何を投げかけるか

すべてにおいて結論はひとつじゃない、というかそもそも存在しない(かも) 天王洲銀河劇場で上演されていた『星の王女さま』を観劇した サン=テグジュペリによる『星の王子さま』を原案とした作品であり、出演は乃木坂46の3期生から8名とスウィング8名の計16…

"演じる"という嘘の向かう先

"演じる"ということは命を削るということ、今この瞬間も 僕は、役者でも、演出家でも、演出部でもなんでもないしただの妄言(かもしれない) 流し見して何か引っかかれば面白いね "演じる"ということは、この世の全てのものに対して嘘をつくことだと思っている…

戯曲『三人姉妹』にどう向き合うか。

表面を浚うだけじゃもったいない。 前回に引き続き、『三人姉妹』の話 今日の観劇後、「難しい」という会話が博品館劇場のロビーやら階段から聞こえてきたのでざっくり解説 というかこれぐらい知っておくと楽しいよっていうやつ (後半にかけてなんか雑にな…

なぜ乃木坂46は今、戯曲『三人姉妹』に挑むのか

誰が何を問うか、そこに意味はどれだけ孕んでいるのか。 博品館劇場にて上演されている『三人姉妹』、やっとの思いで鑑賞 キャストの演技やらストーリーの細かいところやら感想については、すでにいろんな人が語っていると思うんで、今回は別の視点からみた…